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プログラミングイベント「みんなでアプリ作ろうキャンペーン」ハッカソンを実施しました

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8月5、6、8、9日の4日間、日本マイクロソフト株式会社品川本社で、都立学校の生徒を対象にしたプログラミングイベント「みんなでアプリ作ろうキャンペーン」ハッカソンが行われました。

昨年度に続く2回目のハッカソン。今回は「AIを使って課題を解決しよう ~誰かのわくわくを作ろう~」をテーマに、20グループ・計78名の都立中高校生が、自分たちで設定した問題を解決するために、AIを活用してアプリの企画と制作に挑戦しました。各グループに1名のメンター(アドバイザー)がつき、相談や専門的な助言を受けながらアプリの完成を目指しました。

最終日の決勝発表では、予選発表を勝ち抜いた7チームがプレゼンテーションに挑みました。お絵描きゲームアプリ、撮影画像の過去を映すアプリ、自己肯定感を高めるアプリ、時間管理アプリなど、中高校生ならではの発想力や秀逸なアイデアがつまったアプリが次々と紹介されました。ITの専門家である審査員をうならせる技術力やアプリの完成度の高さに、会場は大盛り上がりでした。

発表の様子

審査の結果、小石川中等教育学校のチーム「DICE」が作成した「タスランク」が最優秀賞に輝きました。

このアプリは、「子供が親に褒められる」機会を作るアプリです。わくわくするタスクをクリアすることを通じ、成長とともに保護者から褒められる機会が減り、親子のコミュニケーションを取る機会が少なくなっている課題の解決を目指しました。

メンバーは、「去年は決勝で負けてしまって悔しかった。こういう舞台はなかなかなく、夏の思い出に挑戦してみようと思って参加した。みんなで力を合わせて頑張った。」と、受賞を喜んでいました。

浜教育長から受賞チームへ送られた記念品
浜教育長から受賞チームへ送られた記念品

担当の江川デジタル企画担当課長は、「すべてのグループが最後までアプリを作り切り、周りの審査員やメンターから『すごく頑張った』と評価されて、参加した生徒の自信につながったと思う。また、ITは課題解決に有力なツールだと学ぶことにもつながったと思う。中高生にはもっとチャレンジして、テクノロジーをたくさん体感してほしい。」と話しました。

東京都教育委員会では、IT化の進展に伴い、社会の様々な分野でITを活用し、展開する人材が一層必要となることを踏まえ、多くの子供たちがITの基本的なスキルであるプログラミングに興味関心をもてるよう、多様なプログラミングイベント「みんなでアプリ作ろうキャンペーン」を実施しています。

みんなでアプリ作ろうキャンペーン
【6月から8月まで】「ワークショップ」
【8/ 5、8/6、8/8、8/9】「ハッカソン」
【8月下旬から11/20まで作品募集】「モバイルアプリコンテスト2024」
(参考)「みんなでアプリ作ろうキャンペーン」特設サイト

記事ID:031-001-20241112-011366