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モバイルアプリコンテスト2024の表彰式を実施しました

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東京都教育委員会は、令和7年1月19日に、「モバイルアプリコンテスト2024」の表彰式を開催しました。


 

「モバイルアプリコンテスト」は都内の国公私立高等学校・中学校等の生徒を対象として、モバイルアプリのプログラミング技術を競うコンテストです。昨年度に引き続き2回目となる今回は、「世の中の問題を解決するモバイルアプリ」をテーマとし、生徒自ら作成したモバイルアプリを募集しました。74作品の応募があり、審査員による2回の審査会を経て、11作品を表彰式で表彰しました。

 表彰式当日は、小池百合子都知事がビデオメッセージで登場し、「コンテストに参加したみなさんが、いつの日か最先端の技術を活かし、東京にとどまらず日本や世界に新たなイノベーションを起こし活躍していくことを期待しています」と、呼びかけました。

  続いて応募者によるプレゼンテーション動画が順に上映され、結果発表へ。今回は金賞2作品、銀賞4作品、銅賞5作品となりました。

 金賞は、中野区立中野中学校の中村承太郎さんによる「Nanoha」と、東京都立南多摩中等教育学校(前期課程)の吉田祐梨さんによる「Fulove(ふろ~ぶ)」が受賞しました。

 


「Nanoha」は、赤い暗記シートを代替し、AIによる暗記支援を追加したデジタル暗記アプリです。学生にとって身近な題材について、画像取り込みなどの便利さだけでなく、ヘルプ画面の機能など、どうやったらユーザーに使いやすくなるかを作りこんでいる点が評価されました。

 「Fulove(ふろ~ぶ)」は、スマホでシャワーの音を読み込み、入浴を記録し、友達と共有することで風呂キャンセルを解決するアプリです。風呂キャンセルという着眼点の面白さ、発展性ある形での開発力が評価されました。

 今回のアプリコンテスト担当の江川デジタル企画担当課長は、「ちょっとした自分の悩みや課題をモバイルアプリで解決できるようになるということが、当たり前になってくれれば良いと思って取り組んでいる。子供たちの技術がどんどん向上していくので、我々も技術的な支援をIT企業に依頼したりして、支えることができるよう努めている。子供たちがこの活動を継続し、さらにアプリを開発していってくれると嬉しい。」と話しました。

東京都教育委員会は、多くの子供たちがITの基本的なスキルであるプログラミングに興味関心をもてるよう、 今後も多様なプログラミングイベントを実施していきます。
記事ID:031-001-20250124-012479