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知的障害が軽い生徒を対象とした高等部の設置(案)

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最終更新日:平成16年(2004)7月14日

[参考 1]

1 趣旨

現在、知的障害養護学校の高等部の生徒の6割が、中学校の心身障害学級や通常の学級から進学した知的障害が軽い生徒である。

しかしながら、平成14年度の知的障害養護学校高等部卒業時の進路状況を見ると、66%が福祉施設入所で、就職率は30%にとどまっている。

一方、短期大学・専門学校等への進学率も、1.9%にとどまっている。

そこで、進学を含めた将来の就労自立に向けた指導を行うことを目的として、知的障害が軽い生徒を対象とした高等部を新規に設置するものである。

2 設置対象校(第一次配置計画分)

  • (1) 杉並地区学園養護学校(仮称)
  • (2) 西多摩地区学園養護学校(仮称)
  • (3) 南多摩地区学園養護学校(仮称)

3 設置学科

企業就労を目指す職業学科と、主に資格取得を目的とした進学を目指す普通科を設置する。

4 教育内容

職業学科では、障害の特性に配慮しながら職業教育を推進し、インターンシップを導入するとともに、コミュニケーション能力や集団の中での課題解決能力の育成等を充実し、企業就労等の進路希望に応じた教育を実施する。

普通科では、知的障害教育の教育課程の範囲内で教科指導を充実し、将来就労自立を目的とした資格取得を目指した短期大学や専門学校等への進学希望に応じた教育を実施する。

5 施設内容

設置予定地は、都立高校改革推進計画により閉校となる高等学校の跡地等を活用する。

このことにより、施設面でより良い教育環境が提供でき、知的障害が軽い生徒に対して従来以上の活発な教育活動が可能となる。

その環境を活用して、将来に自ら希望を持てる教育を行っていくものである。

お問い合わせ

教育庁都立学校教育部特別支援教育課特別支援教育企画担当
電話:03-5320-6753 ファクシミリ:03-5388-1728
メール:S9000012(at)section.metro.tokyo.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。
お手数ですが、メール送信の際は(at)を@に置き換えてご利用ください。

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