病弱養護学校の高等部設置(案)
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[参考 4]
1 趣旨
慢性疾患等により義務教育修了後も継続して医療・生活上の規制を必要とする者又は高等学校入学後の発病若しくは症状の悪化等によって、学校生活及び社会生活への制約(長期欠席や中途退学等)を余儀なくされる者など、入院するほどではないが継続的な医療・生活の規制を必要とする者のために、医療・生活管理体制の整った学校において、近隣の高等学校との連携を図りながら、後期中等教育段階にある生徒にふさわしい教育を行っていく。
2 設置対象校
久留米養護学校
3 教育内容
高等部設置に当たっては、適切な学習集団を確保する観点から、近隣の都立高等学校との連携を図っていく。
(1) イメージ図
(2) 連携による教育効果
- 高等学校の生徒と活動を共にする機会を積極的に設けることにより、同年代の生徒同士による集団生活を通しての社会性の確保が可能となる。
- 同年代の集団での生活は、病気を改善・克服するための知識、技能、態度及び習慣や意欲を培い、病気に対する自己管理能力を自主的に身に付けるのに有効である。
- 病気への不安や友人と離れた孤独感などから生じる、心理的に不安定な状況から、専門教育(病弱教育)の実践により、心理的に安定し健康回復への意欲を育てることができる。
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記事ID:031-001-20240815-008148