東京都心身障害教育改善検討委員会の設置について
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教育庁
検討委員会設置の趣旨
都立盲・ろう・養護学校においては、幼児・児童・生徒の障害の重度・重複化、多様化に伴い、個に応じた指導の一層の充実が求められている。また、都立盲・ろう学校では幼児・児童・生徒数が漸減傾向にあるが、知的障害養護学校では年々増加傾向にあることから、教育内容や学校の施設条件等に課題が生じており、教育環境の改善が急務となっている。一方、区市町村立小中学校の心身障害学級の児童・生徒数も増加傾向にあり、通常の学級にも障害のある子供が在籍している現状があることから、特別な教育的ニーズに対応した支援が求められている。こうした諸課題に的確に対応し、東京都の心身障害教育改善のための基本的な考え方・方向性を明らかにするため「東京都心身障害教育改善検討委員会」を設置する。
なお、本検討委員会は教育長の諮問機関とする。
検討委員会における検討事項
1 教育内容・方法の充実
- 障害の重度・重複化、多様化や社会の変化に応じた指導の充実
- 専門的指導の充実
- 社会的自立に向けた指導の充実と関係諸機関との連携のあり方
2 教育環境の整備
子供の多様な教育的ニーズへの対応
- 障害種別と学校設置形態
- 都立盲・ろう・養護学校の後期中等教育の改善
- 都立盲・ろう・養護学校の規模と配置のあり方
3 区市町村への支援
都と区市町村との役割分担を踏まえた支援のあり方
- 通常の学級及び心身障害学級に在籍する障害のある児童・生徒等の教育の充実に向けた専門性の向上
- 相談・研修機能の充実と関係諸機関との連携
- 都立盲・ろう・養護学校の専門的機能の活用
開催通知及び議事要旨は下記をクリックしてください。
記事ID:031-001-20240815-008135