最終更新日:平成30年(2018)2月28日
平成15年12月25日(木曜日)16時30分~18時00分
東京都庁第二本庁舎10階 第210・211会議室
(順不同、敬称略)
上野委員長、大南副委員長、西川委員、佐島委員、津田委員、吉澤委員、時任委員、越智委員、杉原委員、山内委員、石橋委員、野村委員、大館委員、矢口委員、芦崎委員、川田委員、内藤委員、米谷委員、濱崎委員、吉田委員、坂田委員、石川委員、山際委員
第14回検討委員会の議事要旨は既に各委員に配付してある。訂正等あれば発言をお願いする。
△最終報告(案)については、第13回及び第14回の検討委員会における2回の審議及び延べ3回にわたる各委員からの文書等による個別の意見・提案を踏まえ、加筆・修正を行ったものである。
章 | 提案委員 | 頁 | 修正等意見内容 | 対応状況 |
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はじめに | 上野委員長 | 1 | サラマンカ宣言の理念について、高い見地から記述するべき。 | ・意見の趣旨を踏まえて、記述を加える。 「平成6年に発表された「サラマンカ宣言」では、~改善の方向が確認された。」 |
吉澤委員 | 1 | WHOの国際障害分類についても、2章の理念の説明だけでなく、「はじめに」の章において記述してほしい。 | ・意見の趣旨を踏まえて、記述を加える。 「また、平成13年には、WHO~大きな影響を及ぼしている。」 |
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上野委員長 | 3 | 用語解説については、出典の文書名等は正確に記載するべき。再度、精査してほしい。 | ・御指摘のとおりであり、精査し、適切に修正する。 | |
上野委員長 | 3 | LD、ADHD及び高機能自閉症の解説は、同じ出典とするべきである。本年3月の国の調査研究協力者会議の最終報告の「定義と判断基準」を基にすると良いのではないか。 | ・提案意見のとおり、同一の出典とし、修正対応する。 | |
第1章 | 佐島委員 | 6 | ・通学負担の課題は肢体不自由だけではなく盲学校等でもあるので、「等」を加えるべき。 | ・提案意見のとおり、文言を加える。 |
佐島委員 | 13 | ・(4)の「心身障害学級の多くは~不足しがちである。」を削除する。交流をしてきている学級は数多くある。 | ・意見の趣旨を踏まえ、対応する。 「心身障害学級の中には~不足しがちである。」 |
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佐島委員 | 14 | ・3「教員の専門性の現状と課題」の最後の行の「引き続き、特殊教育免許状保有率向上や採用・研修・・・」の部分に「採用・人事・研修・・・」と加えるべき。 | ・提案意見のとおり、追加修正する。 | |
第2章 | 佐島委員 | 18 | ・地域はコミュニティであり、エリアは行政圏域であるので、「地域(エリア)」を「圏域(エリア)」と修正してください。 ・また、上から7行目「基本的方向を踏まえつつも、」の後に、「児童・生徒や保護者の地域(コミュニティ)での生活を視野におき、・・・」と加えてください。 |
・「地域(エリア)」は改善のグランドデザインとして、委員会審議の中で確認されてきたことであり、「○○地域」などの地理的範囲を意味している。 ・二つ目の意見については、これまで委員会審議の中であがっていない「(コミュニティ)」を除いて追加修正する。 |
大南副委員長 | 18 | ・特別支援プロジェクトの用語解説では、区市町村の役割のみの説明になっているが、東京都としての広域的立場からの支援も重要であり、図でも示されているので、都の役割についての説明を加えるべきである。 | ・意見に基づき、都の役割についての説明を加える。 「都教育委員会は、関係各局の~進むように支援する。」 |
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第3章 | 佐島委員 | 19 | ・(1)の「センター校とエリア」の項中、「・・配置については、児童・生徒や保護者の地域生活に視野を置き、適切な支援を受けることができるように・・・」とすべき。 | ・提案意見のとおり、追加修正する。 |
斉藤(佐)委員 | 21 | ・個別の支援計画と個別の教育支援計画については、用語解説だけでなく、本文にも記述する必要があると考える。 | ・意見の趣旨を踏まえて対応する 「そのような中で、平成14年12月に~個別の支援計画を作成・提供することが求められる。」 |
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第4章 | 米谷委員 | 26 | ・第4章の表題については、中間まとめにあった「教育環境の整備」が入っていないので、「特別支援学校における教育の展開と環境整備」としてほしい。 | ・提案意見のとおり追加修正する。 |
米谷委員 | 26 | ・特別支援学校の検討課題として、視覚障害部門が弱いので、これを含める意味で、第4章の前文の7行目に「肢体不自由養護学校の通学負担」の後に「各障害に応じた職業教育や後期中等教育の充実など、・・・」と加えてほしい。 | ・提案意見のとおり追加修正する。 | |
佐島委員 | 26 | ・(1)の表題「障害の重度・重複化に対応した教育課程の編成」を「障害の重度・重複化に対応した教育内容・方法の充実と教育課程の編成」としてください。 ・(1)の1.の表題「障害種別の異なる複数の教育課程の編成」を「重複した障害に応じた教育内容・方法の充実と教育課程の編成」に修正してください。 |
・提案意見のとおり修正する。 ・提案意見のとおり修正する。 |
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佐島委員 | 26 | ・教育課程の説明図は誤解を生ずる場合もあるので、削除するべきと思う。 | ・提案意見のとおり、削除する。 | |
佐島委員 | 27 | ・(2)の前文「特別支援学校での指導は、・・・・」の文章を「特別支援学校においては、児童生徒の障害の重度・重複化がすすんでいることから、重複した障害に応じた評価法や指導内容・方法の開発・充実や専門性のある人材の配置、柔軟な教育課程の編成の検討は重要な課題であり、児童生徒の障害等の状態や地域ニーズに応じた重度・重複障害教育の充実を図ることが必要である。」と修正してください。 | ・提案の趣旨を踏まえて、対応する。 「特別支援学校においては、児童・生徒の障害の重度・重複かがすすんでいることから、~指導内容・方法の充実に努める必要がある。」 |
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佐島委員 | 29 | ・(1)の「複数の障害種部門を併置する学校」の項の4行目、「いくことについても、検討をすすめていく必要がある。その場合、各部門には障害種別に応じた専門性のある教員の配置することが前提となる。」と加えてください。 ・(1)の「複数の障害種部門を併置する学校」の項の14行目、「さらに、その学校の設置・運営 や教育内容・方法の充実については、・・・・」 |
・部門併置に限らず、教員の配置については総括的に第6章2(3)で示している。部門併置と専門性の関係は(1)の11行目以下「各部門の教育の専門性を基盤として・・充実を図っていくことが重要である。」で記載している。 ・提案意見のとおり、追加修正する。 |
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吉澤委員 | 30 | ・特別支援学校の項に、訪問教育の在り方についての検討も必要である旨、盛り込んでほしい。 | ・提案意見のとおり、訪問教育について加える。 | |
佐島委員 | 32 | ・「学校の配置の適正化」の内容に地域の視点を第一に入れる。第一は、当事者の地域での生活の視点がくるべきであり、それはゆるがないと考える。このため、上記項の第1行目、「学校の配置の適正化については、児童・生徒の地域生活、児童・生徒数 の増減・・・」とする。 | ・提案意見のとおり、追加修正する。 | |
第5章 | 佐島委員 | 35 | ・「自立活動の指導は比較的重度の児童・生徒を想定した内容構成となっている」の記述は間違いなので、削除する必要がある。 | ・提案の趣旨を踏まえて、対応する。 「現行の自立活動は、LD等の児童・生徒の指導にかかわる視点からの指導内容についても検討すべき部分もあり」 |
川田委員 | 35 | ・1の特別支援教育における教育内容・方法の充実 (1)児童・生徒のニーズに応じた教育課程の編成の本文の8行目、「また、現行の自立活動は、LD等の児童、生徒の指導にかかわる視点から指導内容を検討すべき点もあり」という文章は、「現行の」というと現在の心身障害学級を指すと読みとれるが、「心障学級の自立活動をLD等の児童・生徒にかかわる視点から検討しなおす」かのような誤解を受けると思う。大南副委員長も再三、「LD等の子供と、知的障害の子供達とはニーズが違うのだから、別の教室で指導する」ということをおっしゃっており、これらの自立活動についても、当然、障害特性によって別々に指導内容が検討されるものと認識している。そこでこの文章は、「また、現行の自立活動は、LD等の児童、生徒の指導にかかわる視点からの指導内容についても検討すべきであり」と変えてほしい。 | ・提案意見のとおり修正する。 | |
川田委員 | 36 37 |
・3.個別指導計画の作成者については、都議会での答弁などを踏まえて、「個別指導計画は、特別支援教室担当者が中心となり、特別支援教育コーディネーター、その児童・生徒が在籍する通常学級担任を含む校内委員会の組織において作成する。その際には、言語・心理の専門家のアドバイス、保護者の意見も聞きながら個々の児童・生徒の実態にあわせて作成する。保護者は、指導内容の設定・評価にもかかわることができる」というようにかえてほしい | ・提案意見の趣旨を踏まえて、対応する。 ※(2)3.及び(3)を修正 「3.個別指導計画は、特別支援教室担当者が~」 「(3)また、個別指導計画の作成・実施・評価にあたっては~大切である。」 |
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川田委員 | 38 | (1)の「心身障害学級から特別支援教室へ」の項中、2箇所にある「~の在り方について検討する必要がある」を「~の在り方について詳細を十分に検討する必要がある」にしてほしい。 | ・提案意見の趣旨を踏まえて対応する。 「~の在り方について十分検討する必要がある」 |
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川田委員 | 39 | ・素案では1.の前にあった「児童・生徒や保護者の多様なニーズに応じて、選択が可能となるような柔軟な形態が望まれる」という部分は重要な文言であり、これをそのまま元に戻してほしい。 | ・提案意見のとおり、記述を加える。 | |
川田委員 | 39 | ・(3)の、1.以下の説明で、「拠点的に配置された特別支援教室」という表現が、1.の2行目と、2.の4行目にある。「拠点的に配置された教室」という言葉を、設置にかえてほしい。 | ・提案意見のとおり、用語を修正する。 | |
川田委員 | 40 | ・「案」では、固定的に教員を配置する「A教室」から、LD等の通級的「C教室」へ、「巡回指導」という矢印が出ているが、固定的に配置された教員が外に出て手薄になるという誤解を一般に受けるのではないか。あくまで現状における概念図なのだから、A教室からC教室への「巡回指導」の矢印は削除すべき。 | ・提案意見のとおり、削除する。 | |
川田委員 | 41 | 5の(3)通常の学級の教員、児童・生徒、保護者への理解・啓発についての「児童・生徒が互いに認めあい、障害のある児童・生徒が障害等の状況に応じて可能な限り、障害のない児童・生徒に共に通常の学級で過ごすことができるよう」については、の「に」は「と」とするべきではないか。 ・また、「障害のある児童・生徒が、共に通常の学級で過ごすことができるよう」に何をするのかを、もう少し具体的に例示してほしい。 |
・提案意見のとおり修正対応する。 ・具体例については、児童・生徒一人一人の障害やニーズによって異なるため、今後、モデル事業等の実践的研究の中で十分に検討していくことが必要 |
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川田委員 | 41 | ・(3)の通常の学級の教員、児童・生徒、保護者への理解啓発の項の最終段では、担任への研修だけでなく、保護者への理解啓発についても加えるべきである。 | ・提案意見の趣旨を踏まえ、保護者も含めた記述とする。 「通常の学級の保護者も含め、~進める必要がある。」 |
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川田委員 | 42 | ・「現在も、各区市町村教育委員会においては、専門家の意見や保護者の希望などを聴取しながら就学相談を進めているが、今後は、LDなどの新たなニーズにこたえるため、より一層、早期からのきめ細かい就学支援が必要である。」とあるのを、「就学相談を進めているので、今後も、LDなどの新たなニーズにこたえるため、きめ細かい就学支援・・・」と変えてほしい。 | ・御提案ではあるが、早期からのきめ細かい支援は重要であるとの他の委員の意見やこれまでの特別支援プロジェクト等の審議を踏まえて、原案どおりとしたい。 | |
川田委員 | 42 | ・児童・生徒の特別支援教室での量的・質的な教育ニーズの判断に当たっては」の後に、「児童・生徒や保護者の希望を聞き」という文章を追加してほしい。 | ・提案意見のとおり、文章を追加する。 | |
第6章 | 佐島委員 | 43 | (2)の2行目「児童・生徒一人一人の障害の種類や程度、状態やニーズ等に応じた」と修正する。特別な教育的ニーズの主要な要素は第一義的に障害の種類と程度である。これについては、社会一般の常識と照らし合わせみても当然であり、大前提である。 (2)教員としての資質・専門性とは、一般に教育愛・使命感に基づく・・・」と加えるべき。 上記内容はもっともであるが、教員としての一般的資質専門である。 |
・提案意見のとおり追加する。 ・提案意見のとおり追加する。 |
佐島委員 | 43 | ・(3)の項中、「教員としての資質・専門性とは、教育愛・・・・」の一文は必要ない。教員すべてに共通する資質であり、あえて記述する必要はないと思う。 | ・委員や幹事から、「資質・専門性とは何かを具体的に示す必要がある」との意見や「何よりも人間性や熱意が重要」とする意見などもあり、これらを踏まえて、現状どおりとしたい。 | |
佐島委員 | 44 | ・専門性の高い人材の確保の項で、教員採用制度の見直しや教員養成大学との連携の内容を加えるべき。 | ・直接的な表現ではないが、案でも趣旨として示されていると考える。 | |
佐島委員 | 44 | ・「東京教師養成塾」の例示は削除する。委員会として議論しておらず、唐突に感じる(教員養成系大学との連携の表現で足りる。)。 | ・提案意見のとおり削除する。 | |
大舘委員 | 44 | ・区市町村の担当指導主事となっているが、町村には配置されていないので、正確に記載する必要がある。また、配置が課題となっている。 | ・町村部は多摩教育事務所西多摩支所に配置されているので、誤解のないよう記述を工夫する。 「 |
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第7章 | 佐島委員 | 47 | ・「校長のリーダーシップ発揮・・」の項の最後に、「そのためには人事・予算等の面において、校長の権限を可能な限り拡大し、リーダーシップを発揮できる環境を整える必要がある。」と加えてほしい。 | ・提案の趣旨を踏まえて、記述を追加する。 「そのためには、校長がリーダーシップを発揮できる環境を、可能な限り整える必要がある。」 |
佐島委員 内藤委員 |
49 | ・「保護者や関係者の意向を十分に聞きながら、今後、具体的な課題について検討を進める」といった内容を、最初か最後の章に加えるべき。 ・保護者の意見、要望を尊重するという趣旨を入れてほしい。 |
・提案意見の趣旨を踏まえ、記述を追加する。 「また、今後、具体的に検討を進めるに当たっては、必要に応じて保護者等の意見を聞く機会を設けるとともに、~学校経営に反映させていく仕組みが必要である。」 |
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佐島委員 川田委員 |
49 | ・「今後、具体的に検討を進めるに当たっては、必要に応じて保護者等の意見を聞く機会を設けるとともに、・・」の「必要に応じて」は削除したほうが良い。・上記部分は「今後、行政計画を立案する段階や具体的に検討を進めるに当たっては必要に応じて、保護者の意見等を聞く機会を設けることを約束する」としてほしい。 | ・左記2件の意見を総合して、「今後、具体的に検討を進めるに当たっては、 |
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川田委員 | 49 | ・教員配置などの条件整備についての国への要望等については、盲・ろう・養護学校及び小中学校にかかわることなので、全体にかかるように、5章ではなく、第7章に記述するべき。 | ・提案意見のとおり、第7章に新たに項をおこして、全体に係るかたちで、記載する。 | |
佐島委員 | 49 | ・「国の動向を見ながら」の記述は、なるべく上位の項に入れる方が、後々いいかと思う。 | ・提案意見を踏まえ、これまでの数各章での記述に加え、第7章に全体にかかるかたちで記載する。 | |
その他 | 川田委員 | ― | ・特別支援学級が教室一本化された経緯と議事進行について、委員長に説明してほしい。このことについては、提案委員名を出して、事務局からこの経緯についても、説明してほしい。 | ・要望については、委員あてに委員長からの説明文書が送付されているが、さらに委員会の場での説明について、委員長に伝え、要望の趣旨を踏まえて対応していく。 |
川田委員 | ― | ・最終答申の末尾に、パブリックコメントの内容を掲載すべきだと思う。また、シンポジウムでのアンケート結果、陳情等、都民から出された意見についても触れるべきだと思う。 | ・巻末に募集意見を整理した委員会資料の意見部分について掲載する。 | |
川田委員 | ― | ・答申の内容について、国の方向性によっては今後様々な変更を余儀なくされたり、今後も更に検討すべき事項が多くあると考えられるので、小・中学校の特別支援教室については、新たな検討委員会により、具体的な検討が行われるべきではないか。 | ・最終報告案では、国の動向等も踏まえて、検討が必要としている。新たな委員会設置等については、今後の都教委や区市町村教委における課題についての意見・要望として受け止める。 |
(上野委員長、横山教育長に最終報告書を手渡す。)
上野委員長他委員の皆様には、昨年7月の第1回から本日まで15回にわたり審議を行い、本日ここに最終報告を提出いただき、深く感謝する。この間、国において障害者基本計画や今後の特別支援教育の在り方の最終報告が発表されるなど、新たな障害者基本計画の方向が示された。また、都においては公立小・中学校の通常の学級に在籍する特別な支援を必要とする児童・生徒の実態を把握するため、区市町村教育委員会の協力を得て、全公立小・中学校を対象に実態調査を進めた。
委員の皆様においては、このような心身障害教育を取り巻く諸々の情勢の変化や盲・ろう・養護学校の教育環境の整備充実や小・中学校に在籍するLD等特別な教育的支援を必要としている児童・生徒への対応等、広範囲にわたり審議をしてきたと聞いている。特別支援教育への移行は、東京都の心身障害教育始まって以来の大きな転換と言える。そのため、東京都教育委員会としては、5月末の中間まとめの発表後に意見募集や説明会を行い、中間報告の趣旨の理解を図るとともに、最終報告に向けて都民の皆様から直接意見を聞く機会を設けてきた。特に、心身障害教育の在り方については、現在の心身障害学級の成果と役割の継続を望む多くの意見が寄せられた。また、都議会においても、各区市町村立小・中学校の様々な見地から大変な関心をもって議論がなされてきた。
都教育委員会としては、それらの貴重な意見を十分に踏まえ、法改正を含めた今後の国の制度改正の動向を踏まえながら、モデル事業による検証を行う等設置者である区市町村教育委員会と十分に連携して適切な改善を進めていくことが必要であると考えている。
今日、我が国はもとより世界の多くの国々において、ノーマライゼーションの確立を目指した取組が進められている。そうした時宜を得た最終報告をいただいた。今後はこの報告を踏まえ障害のある児童・生徒の教育を一層推進し、障害のある児童・生徒の保護者そして都民の信託にこたえていく最大限の努力をしていきたい。
今後とも変わらぬ支援・協力を願いして、お礼のごあいさつとする。
◎委員長としてしたいことは、大きな世界、日本、東京における全体の整合性のある流れの中ですべての子供に対して輝ける教育を展開していくことが、具体化の根底にある。
これが、今、私が思っていることである。
18時00分 終了
教育庁都立学校教育部特別支援教育課特別支援教育企画担当
電話:03-5320-6762 ファクシミリ:03-5388-1728
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