最終更新日:令和元年(2019)9月10日
学校栄養士会では学校給食の充実を図るため、レシピの開発を行っています。八丈島の学校給食には、魚や野菜など様々な地場産物が登場しています。そこで、より多くの給食に地場産物を活用できるように島食材に詳しい方を講師に招き、島産の食材を活用した料理を試作し、味や分量等を検討しました。
(1)実施年月日
(2)会場
(3)参加人数
(4)主な内容
八丈島産のトビウオと明日葉を使い、チーズと一緒に春巻きの皮に包みました。明日葉が苦手な児童・生徒も食べやすくなるようにチーズを合わせました。
トビウオはクセがなく、ふっくらと仕上がりました。調味料で味付けはしていないのですが、トビウオのうま味とチーズの味で物足りなさを感じることはありませんでした。明日葉の量が少し多かったので、減らしても良いのではという意見も出ました。
八丈島産の明日葉を使いました。アクセントになるように豆もやしを使い、小学生でも食べることができる程度に豆板醤を加えました。
彩りも量もちょうど良く仕上がりました。大量調理になると変わるかもしれませんが、辛味をほとんど感じなかったので、豆板醤をもう少し足しても良いという意見が出ました。また、炒りごまを加えた方が香ばしくなり、より食べやすくなるとの意見もありました。
明日葉パウダーではなく、生の明日葉を刻んで使いました。明日葉が苦手でも食べることができるよう、明日葉の量がポイントになります。
明日葉の味はあまりせず、ふんわりと明日葉の香りがするマドレーヌになりました。そのため、明日葉の旬の時季に作った方が良いデザートという話になりました。また、砂糖を少なめにした方が良いという意見がありました。
八丈島産のしょうがを使った混ぜご飯です。しょうがが旬を迎える時季に、作りたい1品です。
しょうがの良い香りがして、暑い日でも食欲を刺激してくれる料理になりました。しょうがが苦手な子供でも食べやすい味付けになっています。
講師の先生から八丈島の農産物の特徴や学校給食へ利用拡大のための展望等、様々なお話を伺うことができ、充実した研修となりました。
教育庁八丈出張所
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