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平成30年度第2回献立開発研修を実施しました

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公開日:平成30年(2018)11月15日
最終更新日:平成30年(2018)11月15日

学校栄養士会では、学校給食の充実を図るため、レシピの開発を行っています。

平成30年8月1日から学校給食実施基準が一部改正され、食塩相当量が引き下げられたことを踏まえ、第2回の献立開発研修では食塩を控えたレシピのバリエーションを増やすため、減塩も視野に入れた地場産物活用レシピを検討しました。

実施日など

  • (1)実施年月日
    平成30年10月16日(火曜日)午後2時から午後4時まで
  • (2)会場
    八丈町三根公民館厨房
  • (3)参加人数
    3名(八丈島内の学校給食に携わる栄養士)
  • (4)主な内容
    給食レシピの試作、試食、協議

試作

メダイの紅葉焼き

人参とマヨネーズを合わせたソースをかけて焼くと、紅葉のように色鮮やかになるため紅葉焼きと呼ばれます。八丈島産のメダイを使いました。

(1)調理風景

【写真】調理風景1-1ソース用のにんじんをすりおろします。
【写真】調理風景1-2魚の上にかけ、グリルで焼きます。

(2)出来上がり

【写真】出来上がり1メダイの紅葉焼き

きれいな紅葉色が食欲をそそる、秋にぴったりの一品になりました。塩焼きよりも味がまろやかですが、下味をつけたおかげで物足りなさもありませんでした。

あしたばのからしあえ

八丈島産のあしたばを食べやすいように白菜と合わせ、からしを加えた調味だれであえます。八丈産のムロアジを使った薄削りも使いました。からしなどの薬味やスパイスを効かせることで、塩分を控えてもおいしく食べることができます。

(1)調理風景

【写真】調理風景2-1あしたばは一度ゆでています。独特の香りが調理室内に広がります。
【写真】調理風景2-2ゆでたあしたば、白菜とムロ節の薄削りと調味料をあえます。

(2)出来上がり

【写真】出来上がり2あしたばのからし和え

あしたばの緑色が鮮やかに仕上がりました。ムロ節のうまみが出て、子供たちにも食べやすい一品になりました。

大根と里芋のムロそぼろ煮

八丈島産の里芋とムロミンチを使いました。

(1)調理風景

【写真】調理風景3-1八丈島では、包丁で芋の皮を削いでむくことを「きしょげる」といいます。きしょげた里いもです。薄く皮をむくことで味がよくしみます。
【写真】調理風景3-2ひき肉の代わりにムロのミンチを使うと、しっかりした噛み応えとうまみが出ます。大根にも味がしみ、もうすぐ完成です。

(2)出来上がり

【写真】出来上がり3大根と里芋のムロそぼろ煮

だしを効かせることで塩分が控えめでもおいしくいただけます。大根と里芋がたっぷり入り、食べ応えのある料理になりました。

協議

【写真】協議・試食の様子

試食しながら、献立の組み合わせ例や分量の調整について協議しました。また、減塩の工夫のあるレシピを紹介し、できる工夫について話し合いました。各給食施設の実態に応じて様々な感想やアイディアが出て、充実した研修となりました。

お問い合わせ

教育庁八丈出張所
電話:04996-2-0742 ファクシミリ:04996-2-2889
メール:S9000009(at)section.metro.tokyo.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。
お手数ですが、メール送信の際は(at)を@に置き換えてご利用ください。

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