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令和3年度第2回献立開発研修を実施しました

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公開日:令和4年(2022)2月1日
最終更新日:令和4年(2022)2月1日

学校栄養士会では学校給食の充実を図るため、レシピの開発を行っています。八丈島の学校給食には八丈島で水揚げされた魚がよく登場していますが、魚の種類が限られているため飽きずに魚を食べてもらえるよう、調理方法や味付けの工夫が重要になります。島の子供たちが地元で獲れた魚をさらに好きになってもらえるように今回は魚料理3品を検討しました。また、八丈島漁業協同組合女性部の方を講師にお招きし、島で獲れる魚についての特徴や調理方法等についても講義・実演していただきました。

実施日など

  • (1)実施年月日
    令和3年12月24日(金曜日) 午前10時から午後1時まで
  • (2)会場
    八丈町三根公民館厨房
  • (3)参加人数
    4名(八丈島の学校給食に携わる栄養士等)
  • (4)講師
    八丈島漁業協同組合女性部 部長 山下 ミヤ子 氏
    八丈島漁業協同組合女性部 副部長 浅沼 敬子 氏
  • (5)主な内容
    ・八丈島の魚を活用した給食レシピの試作、試食、協議
    ・八丈島の魚の調理方法及び特徴についての講義、実演等

試作

魚とアスパラのバターしょうゆ炒め

(1)調理風景

魚とアスパラのバターしょうゆ炒め1

メダイは塩・こしょうで軽く下味をつけてから片栗粉をまぶし、揚げ焼きしておきます。

魚とアスパラのバターしょうゆ炒め2

バター・しょうゆ・水・みりんを合わせたところへ、野菜とメダイを加えて炒めます。

(2)出来上がり

魚とアスパラのバターしょうゆ炒め3

バターしょうゆの味がメダイの衣にからみ、野菜ともよく合うと好評でした。じゃがいもやアスパラガス等の食材の彩りや食感も良く、魚が苦手な子供でも食べやすい味付けに仕上がりました。

大根と八丈産ツナの炒めもの

(1)調理風景

大根と八丈産ツナの炒めもの1

ごま油で大根を炒め、塩・こしょうを振ります。

大根と八丈産ツナの炒めもの2

ツナを加えて炒め、しょうゆ・酒で味を整えたら最後に大葉を入れます。

(2)出来上がり

大根と八丈産ツナの炒めもの3

八丈島漁協女性部さんのツナ(サワラ)を使って作りました。薄味でも大葉のアクセントにより美味しく食べることができました。漁協女性部さんのツナは市販のツナ缶よりも脂っぽくなく、特にサワラのツナはさっぱりしているので、炒める時の油をもう少し増やした方が子供には良いのではないかという話になりました。

白身魚と明日葉のカレー

(1)調理風景

白身魚と明日葉のカレー1

メダイは塩・こしょうで下味をつけて、小麦粉をまぶして油で揚げます。

白身魚と明日葉のカレー2

明日葉は下茹でしておき、食べやすくしておきます。タイカレーのようなサラサラしたカレーを作ります。

(2)出来上がり

白身魚と明日葉のカレー3

メダイがメインになるように、サラサラしたカレーに仕上げました。カレー粉やクミン、ターメリック、ヨーグルト等を入れて煮込みました。ヨーグルトの酸味を和らげるために、バターとみそを加えて、子供でも食べやすいように味付けしました。メダイが鶏肉のように感じられて美味しいが、子供には少しスパイシーかもしれないという意見も出ました。子供も食べやすくなるよう、改良していきたいと思います。

協議等

協議等1
協議等2

調理後は試食をしながら、味の調整や給食で出す場合の調理方法などについて協議しました。八丈島は地場産の食材が手に入るだけではなく、魚の加工品等も色々と作っているので、学校給食でも積極的に取り入れていきたいと思います。

また、今回は講師に八丈島漁協女性部の方をお招きし、八丈で獲れる魚の特徴や捌き方などを教えていただきました。最近の水揚げの状況等、様々なお話を聞くことができてとても充実した研修となりました。

協議等3
協議等4

お問い合わせ

教育庁八丈出張所
電話:04996-2-0742 ファクシミリ:04996-2-2889
メール:S9000009(at)section.metro.tokyo.jp
迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を一部変更しております。
お手数ですが、メール送信の際は(at)を@に置き換えてご利用ください。

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