学校運営連絡協議会の役割
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学校運営連絡協議会では、学校運営連絡協議会協議委員に学校の取組内容や日常の教育活動を把握してもらい、学校との意見交換の中で、助言や意見をしてもらうことを考えています。
また、学校運営連絡協議会にある「評価委員会」では、学校評価のためのアンケート実施、結果の分析・検討などを行い、学校の課題や改善点などについて、学校及び校長へ意見・提言を行っています。
そのためには学校運営連絡協議会協議委員に学校の実態をよく見て、よく知ってもらう必要があります。
都立学校のPDCAサイクル
都立学校では、4月に「学校経営計画」を発表します。「学校経営計画」は、中・長期的な観点から、学校の使命や「目指す学校」と それに向けた方策を明確にし、それに沿った年度の計画を数値目標を用いて表わしたものです。「学校経営計画」は、教育サービスの質的向上を 目指すため、マネジメント・サイクル(注)の仕組を用いたものです。
学校のマネジメント・サイクルは、「学校経営計画策定」(P・計画)→「教育活動の実施」(D・実施)→「学校の自己評価」(C・評価)へと続きます。年度末には自己評価を受けた「学校経営報告策定」を行い、次年度への改善(A)へとつなげます。
(注)P(計画)・D(実施)・C(評価)・A(改善)による都立学校の自律的な学校経営と継続的改善の仕組み
学校運営連絡協議会の開催
学校運営連絡協議会の開催は、年3回以上を原則としています。最終回の協議会は、学校が翌年度の教育活動に反映させるための 提言や助言をいただく機会となっています。
評価委員会の開催
評価委員会は、学校運営、教育活動、地域との連携等について改善を図るため、地域・保護者・生徒などにアンケートを実施するなどの学校評価を行うことを目的として設置しています。
学校情報の提供及び学校行事、授業等の見学
学校運営連絡協議会協議委員が学校の教育活動の実態を正確に把握するためには、学校経営計画や予算・決算資料などの学校情報を提供することはもちろん、協議会開催時だけではなく教育活動を随時参観・視察してもらうことが必要です。
こうした観点から、都立学校では文化祭、体育祭などの学校行事に学校運営連絡協議会協議委員の参加を得られるように計画しています。
また、授業公開週間や学校運営連絡協議会開催日の授業参観はもちろん、さらに校長の判断により職員会議及び企画調整会議などへの出席も可能としています。