教員としての在職年数と単位修得により所有する教員免許の上級免許を取得する場合(別表第3、第6による申請)

1 申請先 ※重要

都道府県によって、必要単位の内訳や在職年数の算定方法が異なる場合があります。

まずは、東京都教育委員会に申請できる方であるか御確認ください。東京都教育委員会に申請できる要件に該当しない方は、お住まいの道府県教育委員会又はお勤めの学校の所在する道府県教育委員会へお尋ねください。

※ 東京都教育委員会に申請できる方:

 申請日時点で、東京都内にお住まいの方 又は 東京都内の学校に勤務している方

2 別表第3・6による免許状取得の概要(所要資格)

別表第3による申請の流れは次のとおりです。第一に、基礎免許状となる下位の免許状を取得済であることが前提です。基礎免許状の取得後に、在職年数と修得単位の要件を満たすことが必要です。基礎免許状の取得後に、在職年数として、基礎免許状の学校種・教科の教員として、所定の期間を良好な成績で勤務することが必要です。また、基礎免許状の取得後に、申請する 免許状の認定課程を有する大学、認定講習又は公開講座等で単位を修得することが必要です。これらの要件を満たした後、上位の免許状を申請できます

(例)別表第3により、中学校教諭一種免許状(数学)を取得する場合
 基礎免許状である中学校教諭二種免許状(数学)を取得後、必要な単位を修得し、中学校数学科の教員として、良好な成績で所定の期間を勤務することが必要です。

(1) 基礎免許状

 基礎免許状とは、上位の免許状を申請するにあたって、所有することが必要な下位の免許状です。

申請する免許状 基礎免許状
一種免許状 同一校種・教科の二種免許状
専修免許状 同一校種・教科の一種免許状

(2) 在職年数

 基礎免許状の取得後、基礎免許状に対応する校種・教科の教員として、所定の期間を良好な成績で勤務することが必要です。専修免許状を申請する場合は、二種免許状をお持ちであっても、一種免許状を取得後の在職年数のみ申請に使用できます。

(注意1)必要な在職年数は、御自身の学歴や申請する免許状の種類によって異なります。詳細は、下表①に掲載の「取得方法PDFファイル(単位表)」を確認してください。

(注意2)非常勤職員(時間講師等)としての実務経験は、除算期間を除いた在職期間の2分の1を実務経験期間として取り扱います。東京都公立学校における期限付任用及び産休育休代替教員は、常勤の職員です。

(注意3)学校教育法上の「教員」(「教諭」「講師」等」)としての任用であるか不明の場合、雇用先に確認してください。任用形態について、免許担当では確認できません。


(3) 単位の修得

(注意1)以下の案内は、法令が定める最低修得単位数を御案内しています。そのため、以下の単位表で案内する単位より大学で設定されている単位数の方が多い場合があります。

(注意2)法令が定める科目名と、大学で開講されている授業名は異なります。大学のどの授業科目を履修したらよいかを確認したい場合は、大学の履修相談を受けてください。

表① 取得方法PDFファイル(単位表)

免許種 取得方法PDFファイル
大学を卒業した方 大学を卒業していない方
1 幼稚園教諭1種 PDF PDF
2 小学校教諭1種 PDF PDF
3 中学校教諭1種 PDF PDF
4 養護教諭 1種 PDF PDF
5 専修免許状(共通) PDF

3 申請書類について

「検定申請の手引き」をよく読み、申請書類を御準備ください。

表② 申請の手引き・様式

  書類の名称
1 検定申請の手引き(10月2日更新)
2 授与・検定申請のよくある間違い
3 教育職員免許状検定授与申請書[第8号様式(第9条関係)]
4 実務に関する証明書〔第10号様式(第9条関係)〕
5 人物に関する証明書[第9号様式(第9条関係)]
6 身体に関する証明書[第11号様式(第9条関係)]
7 取得済み免許状確認書
8 授与申請理由書

4 申請方法

 以下の3通りの申請方法があります。
 申請したい方法をクリックして、詳細を確認してください。

(1) 電子申請する(※パソコンのみ可、スマートフォン不可)
① 申請の流れ
  1. 検定申請の手引きを確認してください
  2. (初回利用時のみ)
     アカウント作成をしてください
  3. 電子申請システムで検定申請をしてください
    ・電子申請の入力内容は1ヶ月間有効です。7日以内
  4. 別送書類を郵送してください郵送日数
  5. 免許担当で申請書類等を審査します
    ・不備や確認事項がある場合、免許担当から御連絡します。
    ・不備対応等にかかった日数分、受理が遅くなります。
    ・審査の結果、取得要件を満たさない場合、免許状は取得できません。
  6. 手数料額・納付番号をメールでお知らせします
    ・ドメイン「elg-front.jp」からのメール受信を許可する設定を行ってください。7日以内
  7. ペイジーにより手数料のお支払いください
    ・ATM又はインターネットバンキングでのお支払いです。
    ・対応する金融機関は、東京都会計管理局ホームページに掲載の「金融機関及び支払手段一覧表」を御確認ください。
    1開庁日
  8. 免許担当で支払状況を確認後、申請を受理します
  9. 授与年月日(効力発生日)に免許状の効力が発生します
    ・授与年月日は、受理日(⑧)以降直近の16日又は翌月1日です。
     (例)6月13日受理の場合、授与年月日は6月16日です
  10. 受理日(⑧)から約5週間後に免許状を発送します

※ この図に記載の日数は目安です。

  実際の日数は前後する場合がありますので、あらかじめ御了承ください。


② アカウント作成(初回利用時の申請者情報登録)をする
 初めて東京都共同電子申請・届出サービスを使用する場合、アカウント作成(申請者情報登録)が必要です。

※ 操作方法は、操作手引書を御確認ください。

※ 操作に関するお問合せ:
  電子申請サービスヘルプデスク

  TEL:0120-03-0664(平日8時30分から18時まで)

③ 電子申請システムで検定申請をする
 以下のボタンをクリックして、開いた東京都共同電子申請・届出サービスで必要事項を入力してください。

※ 入力要領は、以下の申請の手引き・様式等を確認してください

 ・ 検定申請の手引き

 ・ 教育職員免許状検定授与申請書 (記入例:3、4ページ)

※ 操作に関するお問合せ:
  電子申請サービスヘルプデスク

  TEL:0120-03-0664(平日8時30分から18時まで)

(2) 郵送で申請する

上記3の必要書類を御準備いただき、免許担当宛てに御郵送ください。

ア 郵送先
  〒163-8001(住所記載不要)
  東京都教育庁人事部選考課免許担当 宛て

イ 郵送方法

  免許担当宛てに書類をお送りいただく際は、郵送方法(簡易書留・レターパック等)の指定はありません。

  なお、申請書類の配送状況を確認したい場合は、郵便物を追跡できる郵送方法(簡易書留・レターパック等)を御利用ください。普通郵便で申請書類をお送りいただいた場合、免許担当宛てに到着していない書類の所在については、確認の方法がありませんので御注意ください。

(3) 東京都庁の窓口で申請する

  教員免許に関する申請は、原則として郵送申請又は電子申請をお願いします。

  お急ぎの方は、窓口でも御申請をお受け付けできますので、上記3の必要書類を御準備いただき、免許担当の窓口で御提出ください。

  なお、窓口申請に当たって、御予約は不要です。

ア 受付場所

  新宿区西新宿二丁目8番1号 東京都庁第二本庁舎 14階北側

  教育庁人事部選考課免許担当

イ 受付時間等

  月曜日から金曜日まで(祝日・12月29日から1月3日まで・個人申請受付停止期間を除く。)

  午前9時から午後5時まで

  ※ 正午から午後1時までは混雑しますので、できるだけ避けてください。

  ※ 混雑時を除き、審査にかかるお時間は、30分から1時間が目安です。



5 注意等

 教育職員免許法はとても複雑なため、東京都では、手続上の間違いを防止し、申請者本人に不利益が及ぶことのないよう、代理人による申請書類の提出はお受けしておりません。
 御理解御協力のほどよろしくお願いします。