別表第4による申請

1 申請先 ※重要

都道府県によって、必要単位の内訳や在職年数の算定方法が異なる場合があります。
まずは、東京都教育委員会に申請できる方であるか御確認ください。東京都教育委員会に申請できる要件に該当しない方は、お住まいの道府県教育委員会又はお勤めの学校の所在する道府県教育委員会へお尋ねください。

東京都教育委員会に申請できる方:
申請日時点で、東京都内にお住まいの方 又は 東京都内の学校に勤務している方

2 別表第4による免許状取得の概要(所要資格)

  • 別表第4とは、中学校・高等学校教諭免許状をお持ちの方が、他教科の免許状を取得する方法です。
  • 別表第4により他教科の中学校・高等学校の教員免許を申請するためには、(1)基礎免許状、(2)単位修得という2つの所要資格を満たす必要があります。
別表第4による他教科の中学校又は高等学校の免許状申請には、基礎免許状の取得と、必要単位の修得が必要です。基礎免許状は、中学校教諭普通免許状又は高等学校教諭普通免許状です。必要単位の修得は、申請する免許状の認定課程を有する大学や認定通信教育等で修得することが必要です。

(1) 基礎免許状

基礎免許状とは、取得しようとする中学校又は高等学校教諭の免許状を申請するにあたって、所有することが必要な免許状です。

申請する免許状 基礎免許状
二種免許状 同一学校種の二種、一種又は専修免許状
一種免許状 同一学校種の一種又は専修免許状
専修免許状 同一学校種の専修免許状

(2) 単位の修得

  1. 単位の修得機関
    取得する免許状の認定課程を有する大学(専修免許状の場合は、大学院・大学(短期大学を除く。)の専攻科)、認定講習又は認定公開講座、認定通信教育
    (参考)文部科学省ホームページ(教員免許状 (普通免許状)を取得可能な大学等)
    (参考)文部科学省ホームページ(免許法認定講習・公開講座・通信教育)
  2. 単位の修得時期
    単位の修得時期は問いません。
  3. 必要単位数
    下表に掲載の「取得方法PDFファイル(単位表)」のとおり
No. 教科 取得方法PDFファイル
中学校 高等学校
1 国語
2 書道 ×
3 社会 ×
4 地理歴史 ×
5 公民 ×
6 数学
7 理科
8 外国語(英語)
9 外国語(英語以外)
10 音楽
11 美術
12 工芸 ×
13 家庭
14 保健体育
15 保健
16 情報 ×
17 技術 ×
18 職業 ×
19 福祉 ×
20 看護 ×
21 職業指導
22 宗教
23 農業 ×
24 工業 ×
25 商業 ×
26 水産 ×
27 商船 ×

(注意1)上表の案内は、法令上の最低修得単位数を御案内しています。そのため、上表で案内する単位より大学で設定されている単位数の方が多い場合があります。

(注意2)法令が定める科目名と、大学で開講されている授業名は異なります。大学のどの授業科目を履修したらよいかを確認したい場合は、大学の履修相談を受けてください。

3 申請書類

以下の「検定申請の手引き」をよく読み、申請書類を御準備ください。

No. 書類の名称
1 検定申請の手引き(10月11日更新)
2 授与・検定申請のよくある間違い
3 教育職員免許状検定授与申請書(第8号様式)
4 人物に関する証明書(第9号様式)
5 身体に関する証明書(第11号様式)
6 取得済み免許状確認書
7 授与申請理由書

4 申請方法

以下の3通りの申請方法があります。
申請したい方法をクリックして、詳細を確認してください。

5 注意等

教育職員免許法はとても複雑なため、東京都では、手続上の間違いを防止し、申請者本人に不利益が及ぶことのないよう、代理人による申請書類の提出はお受けしておりません。
御理解御協力のほどよろしくお願いします。

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