工科高校資格取得アシスト制度について
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令和6年度から、都立工科高校では工業系分野の資格取得にチャレンジする生徒を支援するため、資格取得にかかった費用が最大半額補助される制度「工科高校資格取得アシスト制度」が新たに始まりました。
(補助を受けられる資格は年度につき1人1つまでです。また、資格ごとに補助額の上限があります。)
制度の詳細や申請手続について、以下のとおり御案内いたします。
- 本制度の「Q&A」はこちら PDF [268.8KB]から御確認ください。
1 補助の対象者
以下の生徒が、補助の対象者です。
都立工科高校に在籍している生徒
対象の工業系資格を受験する生徒
なお、都立工科高校に在籍していない場合や対象の工業系資格を受験しなかった場合は、補助を受けられません。
2 補助の対象となる経費
資格の取得にかかった以下の費用が補助の対象です。
- 資格や検定の受験料
- 試験対策用講座の受講料
- 試験対策用テキスト・問題集の代金
- 試験対策用の材料費 など
- ④試験対策用の材料費(電線、木材など)は、学校を通じて購入した材料に限り補助の対象です。
3 対象資格(例)
さまざまな工業系分野の資格約150種類が対象となる予定です。
対象資格の例は記載のとおりです。対象資格の一覧及び補助上限額は、以下の「対象資格一覧」から御確認ください。
- ガス溶接技能講習
- 3級自動車整備士
- 危険物取扱者 等
- 大工技能検定
- 建築CAD検定
- 二級建築士 等
- 色彩検定
- グラフィックデザイン検定
- レタリング検定 等
- ITパスポート
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者 等
- 電気工事士
- (第一種、第二種)
- 第三種電気主任技術者 等
4 補助額の計算例
第三種電気主任技術者を選択した場合 (補助上限額 5万円)
- 資格取得にかかった費用が合計8万円の場合
(内訳:受験料1万円、講座受講料4万円、問題集代金3万円)➤かかった費用の半額 = 4万円(8万円÷2) < 補助上限額 = 5万円
⇒補助額4万円(かかった費用の半額)
- 資格取得にかかった費用が合計12万円の場合
(内訳 受験料1万円、問題集代金4万円、材料費7万円)➤かかった費用の半額 = 6万円(12万円÷2) > 補助上限額 = 5万円
⇒補助額5万円(補助上限額)
5 補助金を受け取るまでの流れ
補助金を受け取るまでは、以下の流れの手続きが必要です。
専用サイト上でWeb申請を行ってください。
- 詳細な手続きについては、こちらの「マニュアル」 PDF [3.1MB]から御確認ください。
- 専用サイトでの申請ができない等の理由により、郵送等での手続きを御希望される場合は、以下の
「お問い合わせ」まで御連絡ください。
資格の選択
約150種の対象資格から、受験する資格を選択します。
補助を受けられる資格は年度につき1人1つまでです。
▽
補助の申請
専用サイトで選択した資格に対する補助の申請をします。
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試験対策・受験申込み
資格の取得に向けた試験対策や受験の申込みを行います。
受験料や試験対策用のテキストの代金等を支払います。
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資格を受験
申請した資格を受験します。
資格試験を受験しなかった場合、補助を受けられません。
▽
かかった費用の報告
専用サイトで実際にかかった費用を報告します。
▽
補助金の受取り
指定された口座にかかった費用の最大半額が振り込まれます。